【選手がみせた、その横顔】おこしやす京都AC 野田樹選手 × なか整形外科(西院)|Jリーガーの平均引退年齢は25、26歳

街なかで、紫色のポスターを見かけたことはありませんか?
実は、ポスターを貼って回っていたのは、選手本人。
西京極を拠点に戦う「おこしやす京都AC」。選手たちの多くは、働きながらプレーを続けています。

(右)なか整形外科 樋口院長
本記事は、おこしやす京都ACとお届けする企画。
第2回は、DFの野田 樹選手と、おこしやす京都ACのチームドクターを務める西院の「なか整形外科」へ。
元U-19サッカー日本代表が、働きながらピッチに立つ。その体をどう保っているのかを伺いました。

西京極を拠点にする京都のサッカークラブ。Jリーグ昇格を目指し、現在は関西サッカーリーグ1部(J5相当)で熱い戦いを繰り広げています。
選手の多くが「働きながら」プレー。午前はグランドで汗を流し、午後はクラブの運営業務をこなす。
※「西院・大宮大好き」は、おこしやす京都ACのメディアパートナーです。

選手プロフィール
おこしやす京都AC (在籍4シーズン目)
野田樹(DF・背番号19)
1998年4月2日生まれ、兵庫県神戸市出身。ヴィッセル神戸でプロキャリアをスタートし、FC今治、カターレ富山、VONDS市原を経て2023年に加入。元U-19日本代表。
店舗情報(取材場所)
医療法人藍整会 なか整形外科
〒615-0012
京都市右京区西院高山寺町13
西院阪急ビル3F (西院駅すぐ)
<診療時間>
10:00-13:00 / 15:00-18:30
(※火水土:18:00まで)
休診日:日曜日、祝日
2000枚のポスター

編集長・岩田野田選手、今日はよろしくお願いします!
まず、社業の方からお話を伺っていきたいと思います。
担当されていたエリアは、どちらだったんですか?



よろしくお願いします!
1年目はポスター貼りがメインの仕事でした。僕は「四条大宮」が多くて、三条商店街とか、自転車でめっちゃ行ってましたね。



ポスター貼りは飛び込みで行くんですか?



はい、全然飛び込みで「貼ってください!」って言って。
1年目のときは、全体で2000枚くらい貼ってもらいました。





2000枚って、相当ですね……!



当時、20人全員が社員プレイヤーという形で。
今やっているサッカースクールの事業がなかったので、全員がどんどんポスターを貼りに行ったり、営業しに行く形でした。
※街で見かけるポスターの数だけ、選手が直接出向いて、頭を下げている。
「Jリーガーの平均引退年齢が、25、26歳」





正直、大変じゃなかったですか?



大変でしたね(笑)。
「おこしやす京都AC」に来る前までは、一応プロ契約で、ずっとやってきたので。



そうですよねぇ。
ちなみに、「おこしやす京都AC」に来られたきっかけは、何だったんですか?



キッカケは監督さんですね。
前任の吉武博文(よしたけ ひろふみ)監督が、僕のプロ1年目で指導してもらった監督だったんです。
その吉武さんが、おこしやす京都ACの監督に就任されるということがキッカケでした。





それだけじゃなくて、社員制度も大きかったです。
Jリーガーの平均引退年齢が、25、26歳って言われてて。やっぱり24、25歳で引退を考えるんですよ。



えっ、そんなに若いんですか?!



そこで僕も、前のクラブで契約満了を言い渡されて。
本当その通りだなと思いながら、セカンドキャリアも考えるようになって。
社員プレイヤーの制度があるというところは、やっぱり魅力に感じましたね。
「一個手前で、予防できるようになった」





次に身体のケアについて教えていただけますか。
特に、気をつけていることはありますか?



一番は、ケガでお世話にならないことですね。
僕も大きなケガをしていて、膝と肩を。そうなると、全治5ヶ月とか8ヶ月で離れてしまうので。





野田選手は、現在28歳ですね。
20代前半の頃と、変わったところはありますか?



体の疲労の取れ具合が、ちょっと変わってきたなというのは、少しずつあって。
そこはちゃんとケアしないとな、というのは、年々思ってますね。





この暑い時期は、特に大変ですよね。



はい、練習後に暑すぎて、食事がとれなかったりするんで。消化にいい「うどん」とかを、無理やりかき込んで。
タンパク質も大事なので、その部分はプロテインで補ったりとか。
ここからのお話が、この日いちばん印象に残りました。



前までは、ケガするタイミングって、めっちゃ体が切れてて、いい時期に、大体ケガしてきたんですよ。
無理に足を出したりとか、そういうときに、自分が思ってる以上に体が動いて、みたいなことが多くて。





それでいうと、年齢も経験も重ねたら、「あ、ここ張ってるから、ここをケアしてもらっとこう」とか。
そういう、一個手前で予防できるようになったのが、大きいですね。



なるほど、それは、スゴイことですね!
「練習終わりの数時間後には、診てもらってる」


ここからは、おこしやす京都ACのチームドクターを務める「なか整形外科」の樋口院長に加わっていただきました。



こんにちは。
よろしくお願いします。



早速ですが野田選手は、いつから樋口先生に診てもらってるんですか?



「おこしやす京都AC」にきて、今年で4年目ですが、入団の段階から診てもらっています。
もともと、加入する前から膝の手術をしたりで、怪我持ちだったので。





加入前からなんですね。
チームとしては、どのくらいの頻度で診ていただいてるんですか?



試合もそうですし、練習も週2回は来ていただいて。
何かあれば、もう全部ここで診察もリハビリもしていただいている感じです。





ホームグランドが「西京極」、チームドクターが「西院」ということで、近いのは大きいですよね。



そうですね。
その日に行けるんで。練習終わりの数時間後には、診察してもらってるみたいな。



樋口先生の印象って、どんなイメージですか?



自分は「おこしやす」で5クラブ目なんですが。こんな距離が近いって言ったら、なんか違うかもしれないですけど(笑)。
親しみやすくて、親身になってくれる人は、なかなかいないですね。
「80代でも、卓球がしたいから」


樋口院長が掲げるテーマは、『三ツ星レストラン』のような整形外科。
「ただ痛みを和らげるだけでなく、患者さんが本当に『やりたいこと』へ徹底的に伴走したい」と、アスリートが受ける高度なリハビリ水準とホスピタリティを、この西院の地で私たちに惜しみなく提供してくれます。



一般の整形外科というより、スポーツ医療という印象を受けますが、実際どうなんでしょうか?



もちろん、一般の方がメインなんですけど、他の医院よりスポーツの患者さんが多いかな、というところですね。





お年寄りの方も、いらっしゃるんですか?



はい、例えば卓球で。
80代でやってる方がいらっしゃるんですよ。全国大会もあるみたいで。



卓球がどうしても続けたいと、アキレス腱の手術を受けた方がいます。



えっ、すごいです……!



元気ですよ(笑)。
まだやってますしね。
西院は、食の街





樋口先生から見て、西院はどんな街ですか?



イメージは、学生の街ですかね。
TSUTAYAのイメージが大きかったですけどね。数年前になくなりましたけど。





あとは、飲み屋さんが多いイメージ。
立ち飲み屋も多くて、焼肉屋がめちゃくちゃ多い。
ラーメン屋、焼き鳥屋、あと串八は安定ですね。



居酒屋のイメージ、大きいですよね。
野田選手はどうですか?



僕もそっちですね、立ち飲みとか。
高くなくて、美味しいグルメが多いイメージです。
週末は、サラリーマンの方がいっぱいいたりとか、賑わってるイメージがありますね。
読者へのメッセージ


(右)なか整形外科 樋口院長
ー最後に、この記事をご覧の方へメッセージをいただけますか。



僕らはチームとして結果を出すことが絶対条件。そうすることで、スポンサーさんや応援してくれている地域の方々に恩返しがしたいと思っています。
地域が盛り上がることが、僕らにとってもいいことですし。そのために活動を頑張っているというのもあるので。



地域の皆さんが、楽しい毎日を送れるように。西院を盛り上げてほしいなと思いますね。



僕は、ただ腰が痛いとか膝が痛いとか、そこを治すだけじゃなくて。
膝が痛いお年寄りでも「旅行に行きたい」とか。さっきの80代の卓球の方も、アキレス腱を切っても「また卓球やろうよ」と言って手術したりしますので。



この西院や大宮の方々の、人生の楽しみをサポートできたらなと思っています。
取材を終えて


最後に、野田選手がこぼした一言がとても印象的でした。
野田選手
Jリーグだと、スポンサーしてもらっているとか、誰に応援してもらっているっていうのが、顔が分からないんですよ。
そこはJリーグの弱みというか、こっちの方が勝っているところだなと思います。
2000枚のポスターは、2000回の「お願いします」でした。
西院・大宮大好きは、地元チームを応援しています。
観戦は無料。スタジアムでは、応援団の太鼓の音や音楽が盛り上げてくれます。
ホーム戦は、ビールを買い込んで、みんなで遊びにいきましょう!


試合前練習の様子
<ホーム試合会場>
たけびしスタジアム京都
▶︎ 試合日程はこちら
※ 次回のホーム戦
9月6日(日) 15:00キックオフ
選手プロフィール
おこしやす京都AC (在籍4シーズン目)
野田樹(DF・背番号19)
1998年4月2日生まれ、兵庫県神戸市出身。ヴィッセル神戸でプロキャリアをスタートし、FC今治、カターレ富山、VONDS市原を経て2023年に加入。元U-19日本代表。
店舗情報(取材場所)
医療法人藍整会 なか整形外科
〒615-0012
京都市右京区西院高山寺町13
西院阪急ビル3F (西院駅すぐ)
<診療時間>
10:00-13:00 / 15:00-18:30
(※火水土:18:00まで)
休診日:日曜日、祝日

